退職したら、一番変わるのは収入だと思っていた
退職を考えたとき、真っ先に頭をよぎったのはお金のことだった。
収入が減ることへの不安は大きい。 現実的にも、無視できない問題だ。
でも、いろいろと考えていく中で気づいた。
本当に大きく変わるのは、時間だった。
お金は、時間の対価だ
突き詰めて考えると、お金は時間の対価だと思っている。
会社員として働くということは、自分の時間を会社に差し出し、
その対価としてお金をもらうということだ。
お金は働けば、またある程度取り戻せる。 でも、時間は二度と戻らない。
そう気づいたとき、何を優先すべきかが少し見えてきた。
一度、自分の時間を計算してみてほしい
私の場合、往復60kmの通勤で1日約2時間を使っていた。
年間にすると、約480時間。 60日分の時間が、通勤だけで消えていた。
あなたの場合はどうだろう。
通勤時間 × 年間勤務日数
この数字を一度出してみてほしい。
数字にした瞬間、「仕方がない」と思っていた時間が、急に大きく見えてくるはずだ。
通勤だけではない。 残業、移動、気乗りしない会食。
会社員として過ごす時間の中に、自分が本当に使いたい時間はどれくらいあるだろうか。
時間を優先すると決めた理由
人生は思っているより短い。
今の年齢だからできること。 子育て中だからこそ経験できること。
それらは、今しかない。
子どもと過ごせる時間には限りがある。 その時間を、仕事と通勤に使い続けていいのか。
答えははっきりしていた。
時間を優先したい。
収入が下がることへの不安はある。 社会的信用を手放す怖さもある。
それでも、自分の時間を自分でコントロールできる人生の方が、今の自分には価値があると思った。
自由な時間には、自己管理が必要だ
ただし、時間が増えることは良いことばかりではない。
会社員時代は「働くこと」が半ば強制されていた。 その強制がなくなる。
つまり、何もしなくても一日が終わる環境になる。
せっかく退職して時間を手に入れても、使い方を間違えれば本末転倒だ。
自由と引き換えに、自己管理がより重要になる。 これは退職前から、覚悟している。
時間の価値は、あとから取り戻せない
この先振り返ったとき、後悔しない選択をしたい。
お金より時間を優先した選択が正しかったかどうかは、これからの自分次第だ。
でも少なくとも今は、この決断をして良かったと思っている。
もし今、退職を迷っているなら、一度だけ聞いてみてほしい。
「このまま続けたら、時間をどう使ったことになるのか」
その答えが、自分の選択を教えてくれると思う。


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