最初に頭に浮かんだのは「失うもの」だった
退職を考えたとき、 「何を得られるか」より先に「何を失うのか」が頭をよぎった。
退職して失うもの
大きく2つある。
ひとつは、社会的信用だ。
会社に属しているだけで得られていた信用は、想像以上に大きい。
住宅ローン、クレジットカード、賃貸契約。 会社員であることが前提になっている場面は多い。
個人事業主になるということは、その信用を一度手放すということだ。
会社という看板が外れた瞬間、ただの個人になる。
もうひとつは、毎月の安定した給与だ。
毎月決まった日に振り込まれる収入。 ボーナスも含めた収入の見通し。
会社員という制度は、本当によくできていると思う。
だからこそ、この安定を手放す決断は簡単ではなかった。
退職して得るもの
失うものがある一方で、得るものもある。
最大のメリットは、時間を取り戻せることだ。
事業に使うもよし、家族と過ごすもよし。 何に時間を使うかを、自分で選べるようになる。
ただし、時間が増えるということは、その使い方もすべて自分の責任になる。
自由と引き換えに、自己管理も求められる。
ちなみに私の場合、往復60kmの通勤がなくなることで、年間約480時間が手元に戻ってくる。
数字にすると、その大きさがよくわかる。
それでも退職を選んだ理由
失うものはわかっていた。 それでも退職を選んだのは、ひとつの問いに向き合ったからだ。
「このまま続けたら、後悔しないか」
往復2時間の通勤を積み重ねた先に、自分は納得できるのか。
子どもと過ごせる時間には限りがある。 今しかない時間を、仕事と通勤に使い続けていいのか。
答えははっきりしていた。
このままでは後悔する。
安定や信用を手放す不安はある。 それでも、「時間をどう使うか」を自分で選びたかった。
時間を消費する働き方ではなく、 家族との時間を増やし、自分の人生を自分で作っていく。
そう考えたとき、退職という選択は自然な流れだった。
まとめ
退職には、失うものも得るものもある。
どちらが正解かは人それぞれだと思う。
ただ私にとっては、 「時間をどう使うか」を自分で選べる人生の方が価値があった。
これからは、その選択を正解にできるよう、自分なりに進んでいきたいと思う。


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