40代で退職して失うもの、得るもの|実際に考えたリアルな選択

退職への道

退職を考えたとき、
一番頭に浮かんだのは「何を得られるか」ではなく、
「何を失うのか」だった。


退職して失うもの

退職してまず感じるのは、
会社員という立場が持つ“信用”がなくなることだ。

会社に属しているだけで得られていた社会的信用は、想像以上に大きい。

住宅ローンやクレジットカードの審査なども、
会社員であることが前提になっている部分が多いと感じる。

個人事業主になるということは、
その信用を一度手放すということでもある。

極端に言えば、会社という看板が外れた瞬間、
ただの個人になる。

そしてもう一つ大きいのが、
毎月安定して得られていた給与がなくなることだ。

当然だが、会社員も労働の対価として収入を得ている。
決して何もしなくてもお金が入るわけではない。

それでも、毎月決まった日に一定の収入が振り込まれる仕組みは、
精神的な安心感につながっていた。

ボーナスも含めて、収入の見通しが立つというのは、
改めて大きなメリットだったと感じる。

会社員という制度は、
本当によくできていると思う。

だからこそ、この安定を手放す決断は簡単ではなかった。


退職して得るもの

退職することで得られる最大のメリットは、
時間を取り戻せることだ。

これまで仕事に費やしてきた時間を、
自分のために使えるようになる。

事業に時間を使うこともできるし、
家族と過ごす時間を増やすこともできる。

何に時間を使うかを、
自分で選べるようになる。

これは想像以上に大きな変化だと思う。

ただし、時間が増えるということは、
その使い方もすべて自分の責任になる。

自由と引き換えに、
自己管理も求められると感じている。


数字で考えてみた

これまで私は、往復60kmの通勤をしていた。

時間にすると、1日約2時間。
年間で考えると、約480時間になる。

退職後は在宅で事業を行うため、
この通勤時間はゼロになる。

480時間というと、約20日分に相当する。

これだけの時間を、自分のために使えるようになるのは大きい。

時間は増えるが、その時間をどう使うかで結果は大きく変わると感じている。


なぜそれでも退職を選んだか

毎日、当たり前のように通勤しているとき、
ふと「このまま続けたらどうなるのか」を考えることがあった。

往復2時間の通勤。
この時間を積み重ねていった先に、自分は後悔しないのだろうか。

そう考えたとき、答えははっきりしていた。

このままでは後悔する。

子どもと過ごせる時間には限りがある。
今しかない時間を、仕事と通勤に使い続けていいのか。

もちろん、安定した収入や社会的な信用を手放す不安はあった。

それでも、
「時間をどう使うか」を自分で選びたいと思った。

時間を消費する働き方ではなく、
家族との時間を増やし、これからの人生を自分で作っていく。

そう考えたとき、退職という選択は自然な流れだった。

失うものは大きいが、それ以上に時間の価値を優先した。


まとめ

退職には、失うものもあれば得るものもある。

安定や信用を手放す不安は大きいが、
その代わりに時間と自由を手に入れることができる。

どちらが正解かは人それぞれだと思う。

ただ私にとっては、
「時間をどう使うか」を自分で選べる人生の方が価値があった。

これからは、その選択を正解にできるよう、
自分なりに進んでいきたいと思う。

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