退職を考えたとき、真っ先に頭をよぎったのは収入のことだった。
会社員として安定して収入を得られていたのは、会社という看板があったからだ。
その看板を外したとき、自分にどれだけの価値があるのか。
正直、それほど高くないことも理解していた。
だからこそ、今の収入を手放すことへの不安は大きかった。
「これを手放すのはもったいない」という気持ち
安定した収入がある。それは本当にありがたいことだと思っていた。
だからこそ「これを手放すのはもったいない」という気持ちも正直あった。
でも同時に思った。
お金より大切なものがある。
子どもと過ごす時間。家族との日常。自分の残り時間をどう使うか。
収入を手放す怖さより、このまま続けることへの虚しさの方が大きくなっていた。
漠然とした不安を整理することにした
不安を抱えたまま退職するのではなく、不安の正体を一つひとつ整理することにした。
漠然と怖いままでは動けない。でも整理すると「意外となんとかなるかもしれない」と思えることがある。
妻は働き続けてくれる。それだけで世帯収入という意味では心強かった。
個人事業も4年前から続けている。退職後は時間が増える分、そこに集中できる。
一つひとつ整理していくうちに、漠然とした不安が少しずつ小さくなっていった。
退職は感情だけでは決められない
退職は「なんとなく大丈夫だろう」では動けない。
でも不安を整理した瞬間に、初めて前に進める気がした。
会社の看板を外すことは怖い。でも怖いまま整理しないでいる方が、もっと怖い。
その気づきが、退職という決断を後押ししてくれた。
※本記事は個人の体験をもとにした情報です。退職後の収入・生活設計は個人の状況によって大きく異なります。退職を検討される場合はFPや専門家にご相談ください。


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